がんリスクスクリーニング検査とは
ブロック要素何の症状もない現在の段階でがんの可能性があるかどうか(がんのリスク)を調べる検査です。
17種の微量元素濃度を測定し、それぞれのがんである確率を0.0~10.0の数値とA~Dの4段階のリスク集団に分類します。
当院では、メタロ・バランス検査により、ご自身の現在のがんリスクを知ることでがんに対する意識の向上を図っています。
※年に1回のメタロ・バランス検査を受けて、メタロ・バランススコアの変動を毎年チェックされることで、がんへの意識を高めませんか?
この検査は、がんの有無を直接調べ診断する検査ではなく、現在ご自身が抱えているがんのリスクがどの程度か調べるものですので、確定診断のためにはCTやMRIなどによる画像診断、細胞を調べる生検が必要となります。
メタロ・バランス検査(がんリスク判定)では、健康な人とがんに罹患している人のそれぞれの血液中の微量元素濃度バランスの違いを測定テーブル化し、あなたの微量元素濃度バランス(メタロ・バランス)の違いを比較することにより、その類似度合により、
あなたのがんである確率を0.0~10.0の数値(MBスコア)でお知らせするものです。
数値は高いほど、がんであるリスクが高い事を意味します。
「リスク判定」として
A判定:「0.0~2.4」
B判定:「2.5~4.9」
C判定:「5.0~7.4」
D判定:「7.5~10.0」の4段階評価したものです。
※7.5~10までの方をD判定としていますが、どのような検査でも100%当たるという検査はありません。
メタロ・バランス検査では、がんの方と非がんの方が多い集団では、メタロ・バランス検査でD判定の中に医療機関ではがんでは無いと判断される方がかなりの率で出て来ます。
このような検診の集団を対象とした場合の確立をがんの陽性的中率といいます。
国の推奨するがん検査でも養成的中率は数%です。
メタロ・バランス検査は、がんスクーリーニングです。
最も正確に判定できるとされる男性の大腸がんであっても20人に1人です。残りの19人は、医療機関でがんではありませんと診断されます。
当クリニックにおいても、メタロバランス検査を実施しており、がんリスクを検査することでがんに対する意識の向上を図っています。
※メタロ・バランスのスコア(類似度合い)によって、それぞれのがんについて、現在がんであるのかという可能性を数値で表示しています。
この数値が高いほどがんであるリスクは高くなります。
※ただ、被検者の生まれながらの特異性や食事を含む生活習慣、病気や事故による投薬等が類似度合いに影響を与える状況も排除はできませ ん。
よって、メタロ・バランス検査におけるがんのリスク判定が「A(がんとの類似性が極めて低い)」であっても、がんに罹患していないとは言い切れませんし、逆にメタロ・バランス検査におけるがんのリスク判定が「D (がんとの類似性がいくつかの点で認められ、リスクが高い)」であっても、必ずがんに罹患していることを意味するものではありません。
あくまでもがんの診断を受ける前にご自身の身体がどの程度がんのリスクがあるのかを調べるものが、メタロ・バランス検査です。